2012年5月29日火曜日

「悲しい日本人」:盗作確定

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● 「悲しい日本人」


● 田麗玉



2012/05/29 08:47 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012052901001201.html

韓国、日本批判本は「盗作」 最高裁が判断

 【ソウル共同】韓国で1990年代に日本の文化や社会を批判的に描きベストセラーになった「悲しい日本人」(原題「日本はない」)について、韓国最高裁は29日までに、同書は盗作だと判断する判決を出した。
 韓国メディアが伝えた。

 取材内容やアイデアを無断で使われたと主張した女性ルポライターらに対し同書の著者、田麗玉国会議員が起こした損害賠償請求訴訟で田議員の訴えを退けた。

 最高裁は、ルポライターの資料の中で事実と違う記載があるものまで同書にそのまま書かれているとし
 「取材結果やアイデアを無断で使った」
と断じた。



 wikipediaから。

田麗玉(チョン・ヨオク、전여옥、1959年4月9日 - )は大韓民国の政治家、野党ハンナラ党広報責任者(スポークスパーソン)。
KBS東京特派員時代に書いた『日本はない』で日本でも知られる。

■放送記者時代
 1982年2月、梨花女子大学校社会学科卒業。
 1981年11月から1994年まで韓国放送公社(KBS)報道本部記者として勤務し、1991年1月から1993年8月まで東京特派員。
 特派員時代の経験を書いた毒舌的日本女性論『日本はない』(1993年出版)がベストセラーとなり、日本でも『悲しい日本人』(金学文・訳、1994年出版)と題してたま出版から翻訳出版された。
 以後、『日本はない2』や『女性よ、テロリストになれ』、『札幌でビールを飲む』などを執筆、毒舌評論で知られる。
 この間、西江大学校公共政策大学院国際関係政治学科を卒業し、梨花女子大政治学科大学院博士課程に入ったが休学中。

■政界入り
 2004年3月ハンナラ党に入党し、同年4月の総選挙で国会議員に当選、同党広報責任者に就任した。
 与党ウリ党批判に得意の毒舌を振るう。2男1女の母親でもある。
 李明博大統領就任後に行われた2008年4月の第18代総選挙で再選された。
 第18代国会では、国土海洋委員会委員や出産高齢化対策特別委員会幹事、ハンナラ党の戦略企画本部長などを務めた。
 2012年3月、4月に予定されている第19代総選挙におけるセヌリ党(ハンナラ党が2012年2月に党名改称して発足)の公薦から脱落したことをきっかけに同党を離党して、保守系中道新党「国民の考え」に入党した。
 総選挙では比例名簿1位で立候補したが、セヌリ党と民主統合党の狭間で埋没した結果、0.7%の支持に留まり議席を獲得できず落選した。

■盗作問題
 2004年、オーマイニュースが『日本はない』に、他人のアイデアや資料が盗用されたとの報道を行ったことに対し、民事訴訟でオーマイニュースに対する民事訴訟を起こしたが、2007年7月、裁判所は「報道内容は事実である」との判決を下し、田は敗訴した。
 その判決を不当であると主張した者が、
 「裁判所に爆弾を仕掛けた」
と嘘の電話をマスコミにした。
 2010年1月15日、控訴審でも田は敗訴した。
 2012年5月18日、大法院(韓国最高裁)3部は、原告敗訴の判決を下した原審を確定した。



● 新「悲しい日本人」

 
 「悲しい日本人:日本はない」で一躍有名になり、国会議員のポストまで入れた才女。
 哀しいかな彼女は最後までこの「悲しい日本人」のスタンスを保ちながら生きていかねばならなくなっている。



サーチナニュース  2012/05/29(火) 13:36
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0529&f=national_0529_069.shtml

韓国の国会議員が書いた日本批判本、「盗作」の判決=韓国最高裁

  韓国の大法院(日本の最高裁判所に相当)は18日、与党セヌリ党の田麗玉(チョン・ヨオク)議員が日本在住の作家、柳在順(ユ・ジェスン)さんらを相手取って起こした損害賠償請求訴訟について、田議員の上告を棄却する判決を言い渡した。

  田議員は1993年、韓国で「日本はない」を発表し、ベストセラー本となった。
 これは、韓国KBSテレビの特派員として日本に滞在していた田議員が、日本や日本人のだらしなさについて記したエッセイであり、従軍慰安婦、戦後補償、在日韓国・朝鮮人差別についても辛口でつづられている。
 日本では「悲しい日本人」として1994年にたま出版から出版された。

  一方、柳さんは田議員に対し、自身の取材内容やアイデアを一部無断で使用したとしてインターネットのニュースサイトで告発していた。
 田議員側はこれを事実無根として訴訟を起こしたが、2007年7月の一審で敗訴。
 その後、控訴したものの、2010年1月の二審でもソウル高裁は田議員の訴えを棄却した。

  韓国メディアは、
 「チョン・ヨオク『日本はない』盗作屈辱」
 「『日本はない』の盗作確定」
などと題し、ベストセラーだった
 「日本はない」
が、他人の取材内容やアイデアを一部無断で使用していたことを認める判決が、最高裁で確定したと伝えた。

  「日本はない」は、韓国内外で100万部以上の売り上げを記録。
 田議員が作家として有名になると同時に、政界入りのきっかけともなった作品とされている。
 原告の柳さんは現在、日本のニュースを伝えるポータルサイトである「JPニュース」を運営。
 判決後、
 「弁護士と相談した後、損害賠償訴訟を提起するかを決定する」
と明らかにした。






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