2012年5月3日木曜日

中国、オーストラリア受け入れ移民の最大の出身地に

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レコードチャイナ 配信日時:2012年5月3日 6時1分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60965&type=0

中国、オーストラリア受け入れ移民の最大の出身地に
=昨年、初めて英国を抜く―豪華字紙

 2012年5月1日、オーストラリア華字紙・澳洲日報によれば、オーストラリア移民局が発表した最新データで、中国が英国を初めて超え、オーストラリア最大の移民元になったことがわかった。
 中国新聞網が伝えた。

 このデータによれば、昨年、
 オーストラリア移民全体の17.5%を占める「2万9547人」の中国人が移住
している。
 英国からは14.2%の2万3931人。
 欧州経済危機の影響を受け観光目的が減少しワーキングホリデーが増加、一次ビザやワーキングビザが激増している。
 資源開発ブームで今後10年間はクイーンズランド州で追加4万人の労働者の需要が見込まれており、この需要はおそらくオーストラリア国内だけではまかなえない。
 移民局ではワーキングホリデーや現地企業の臨時受け入れで技術者不足を補おうと考えており、今後もこの需要は継続するとみられる。

 中国人の多くはシドニーやメルボルンから流入しており、クイーンズランド州の移民ブームは主にニュージーランド、英国、インド人が主導している。
 たしかにブームが過熱する鉱工業は大量の技術者を必要としているが、移民局によれば昨年度のビザの申請は医療衛生・社会援助(13%)、その他サービス業(12.4%)、建設業(12.3%)がトップを占めている。

 クイーンズランド州地下資源評議会(QRC)のマイケル・ ロシュ会長は
 「クイーンズランド州は世界的な競争の中で資源開発を行っており、訓練された人材を集められなければチャンスを逸することなる」
と指摘する。
 昨年、計280万人の外国人観光客がニューサウスウェールズ州を訪れているが、その大部分はインドと中国からだった。
 同時に現地の中国人とインド人社会はニューサウスウェールズ州で最大規模の成長著しい団体となっている。


 ということは、年間3万人の中国人がオーストラリアに移住していることになる。
 計算だと、オーストラリアには年間「17万人」が移住していることになる。
 オーストラリアの人口は「2,100万人」。
 毎年外部から「0.8%」の人口が供給されていることになる。
 12年毎に1割づつ外部人口が増えてくることになる。
 すごいことだが、恐ろしいことでもある。
 将来は第二のアメリカ、といったことになりそうである。
 
 ちなみにいうと、台湾の人口が「2,300万人」。
 オーストラリアより1割ほど多いがほぼ同じとみていい。
 つまり、中国大陸の国土に、台湾の人口がちらばっているのがオーストラリアということになる。

 ついでにいうと、韓国の人口は台湾のほぼ倍の「4,800万人」。
 国土は2.7倍。
 よって台湾は韓国よりも狭苦しくなる。 



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