2012年5月24日木曜日

中国はぜいたく品消費の主力:2012年度、1兆6千億円

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レコードチャイナ 配信日時:2012年5月24日 19時49分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61382&type=0

<中華ボイス>中国はぜいたく品消費の主力
とどまるところを知らない富裕層―経済誌編集長

 経済の発展により急激に増加した中国の富裕層。その中でも特に、ぜいたく品を追い求め、大量買いをするいわゆる成金が存在を際立たせている。
 現在の中国は日本のバブル時代によく似ており、ぜいたく品を持つことが一種のステータスとされ、競うようにぜいたく品を買い求めている。

 2012年5月15日、中国の経済金融専門誌「財経」編集長・何剛(ホー・ガン)氏は、
 「20年前日本人はぜいたく品購買においてアジアの主力だった。
 今は中国が主力となっている。
 仏証券会社によると、中国富裕層が生活費の4分の1をぜいたく品に使っており、中国人のグッチとプラダの消費は世界の3分の1を占める。
 また、フランスのぜいたく品消費額のうち中国人の消費は全体の40%を占めるという。
 さらに米投資会社・ベインキャピタルは、
 2012年中国のぜいたく品消費額が196~210億ドル(約1兆5743億~1兆6867億円)
になると試算している」
と自身のマイクロブログに掲載した。


 いいじゃないですか、金持ちになったのですから。
 お金持ちになったら、お金を使いたくなるのは人間の心理というもの。
 お金がなくなったら「ユニクロ」になるということです。
 中国のお金が、世界に流れていき、流通がよくなり、活性化する。
 中国国内でお金が貯まってもしかたあるまい。
 どんどんブランドものを買って世界から稼いだお金を、今度は世界にばらまいて欲しいものである。
 それでこそ経済のフィフテーフィフテーである。



レコードチャイナ 配信日時:2012年5月27日 7時7分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61565&type=0

不動産市場に続き高級品市場でもバブル崩壊の足音

 2012年5月23日、シンガポール紙ザ・ストレーツ・タイムズは中国で不動産市場に続いて高級品市場でもバブルがはじけ始めていると指摘した。
 24日付で環球時報が伝えた。

 中国人富裕層が好む高級ワイン、シャトー・ラフィット・ロートシルトの2008年産は、昨年のピーク時には1本1万6000元(約20万円)の値が付いていたが、現在は8000~9000元(約10万~11万2500円)に暴落している。
 また、福建省福州市の茶葉市場では龍井茶の卸値が最近数週間のうちに1キロ当たり6000元(約7万5000円)から1200元(約1万5000円)へと急落した。

 美術品市場でもバブルの崩壊が始まっている。
 昨年秋に香港で開催されたオークションの落札合計額は4億1100万ドル(約328億円)で、そのうち中国人による落札額は44%を占めた。
 しかし、今年4月のオークションでは、落札合計額3億1600億ドル(約252億円)、中国人の占める割合は20~25%に急減した。

 投資ブーム冷え込みの原因の1つには、政府の金融引き締め策が挙げられる。
 銀行の貸出額は3月の1兆1000億元(約13兆7500億円)から、4月には6820億元(約8兆5250億円)へと大幅に減少。
 アナリストは中国経済の先行きの不透明さや個人と企業の心理的な不安要素も関連しているとみている。

 一方で、一部の投資家は新たな対象物へ目を向け始めている。
 翡翠は過去10年間で約10倍の高騰を遂げ、昨年は1オンス当たり3000ドル(約24万円)の値をつけたが、今年はさらに上昇するとみられている。
 また、金がリスクヘッジ資産として人気が高く、消費量は間もなくインドを抜いて世界一になる見込みだという。




レコードチャイナ 配信日時:2012年6月2日 6時33分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61755&type=0

中国人観光客の高級品購入ブーム終息か、経済成長減速で下火に―シンガポール華字紙

 2012年5月31日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、経済成長の減速により、中国本土からの観光客が香港でブランド品や高級住宅、美術品、高級ワインなどを買いあさるといった高級品の消費ブームが徐々に下火になりつつある。

 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じたところによれば、今年5月のゴールデンウイークに香港を訪れた中国本土からの観光客は過去と比べて大幅に減少し、芸術品のオークションや不動産の購入も減っている。

 ここ数年、中国本土からの観光客は香港の人口の4倍に当たる年間2800万人を超えていたが、中国本土の経済成長が減速し、貸し付けも引き締められたことで客足が遠のき、宝飾品や腕時計などの小売店は売り上げの原動力を失いつつある。

 また、韓国の朝鮮日報は韓国を訪れる中国や日本からの観光客の買い物の仕方に変化が生じているとし、高級ブランド品市場をにぎわしていた中国人観光客がすっかり売り場に姿を見せなくなったと伝えている。





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