2012年4月25日水曜日

日本の「準空母」を上回る米国の強襲揚陸艦

_

● LHA-6「アメリカ」号



サーチナニュース 2010/07/12(月) 07:19
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0712&f=politics_0712_001.shtml

日本の「準空母」を上回る米国の強襲揚陸艦

  フランス、スペイン、日本、韓国が新型の強襲揚陸艦開発に全力を注ぐ中、米国海軍はその一歩先を進んでおり、新たに建造した「アメリカ」級強襲揚陸艦は、すでに「準空母」レベルに達している。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  ドイツの『defenseexperts』サイトは、7月1日、米国海軍が先日、「コスト+固定利益」で1.75億ドルもの資金を投じて最新の強襲揚陸艦LHA-7の購入準備に入ったことを公表した。
 次世代「アメリカ」級強襲揚陸艦の初代LHA-6「アメリカ」号はすでに建造を25%ほど終えており、今回米国が購入を考えているのはその2隻目となる。

  ここ数年、各国の海軍では、空母や大型強襲揚陸艦開発ブームが巻き起こっている。
 米国もその分野で後れをとるまいと、超大型核動力空母の開発を進める一方で、より先進的な強襲揚陸艦開発についても手を緩めようとはしない。

  韓国の「独島」級揚陸艦や日本の「ひゅうが」級ヘリ搭載駆逐艦に、空母の面影が存在すると言うなら、「アメリカ」級の強襲揚陸艦は言うまでもなく「準空母」である。
 その200メートル以上の甲板と4万トン以上の排水量は中小型空母のレベルに達している。

  海軍型F-35が配備されれば、「アメリカ」級艦載機の優勢は相手の先進戦闘機に比べて一目瞭然(りょうぜん)だ。
 先進防空システム突破や上陸部隊支援の実力も備えているため、「アメリカ」級の強襲揚陸艦は完全に空母に代わって沿岸封鎖を行い、その抑止力となることができよう。




Wikipediaから

アメリカ級強襲揚陸艦(あめりかきゅうきょうしゅうようりくかん、America class amphibious assault ship)は、アメリカ海軍が現在計画中の新型強襲揚陸艦。
12隻建造予定。

本級は LHX / LHA(R) の計画名で呼ばれていた。RはReplacementの略である。
タラワ級強襲揚陸艦の更新艦として建造計画中でワスプ級強襲揚陸艦の8番艦「マキン・アイランド」と同じガスタービンエンジンを動力に採用している。
また、艦橋には新型のステルス性を重視した艦橋も考えられている。

最大の特徴は、航空機の運用を最重視し、タラワ級やワスプ級等の揚陸艦にあるウェルドックを廃止してその分航空機搭載量を増大させた事である。
遠征打撃群の中核として状況によっては航空母艦(正規空母)並みの航空戦力を提供する事が出来る。

当初は、ウェルドックを廃止し航空機の運用を重視する予定だったが、運用するアメリカ海兵隊の強い反対の末、2011年4月に3番艦以降よりウェルドックを復活しLCAC-1級エア・クッション型揚陸艇を運用できるよう設計変更すると発表。

これまで海兵隊で運用していた短距離離陸・垂直着陸(STOVL機)のハリアー IIの後継機のF-35B、ティルトローターのMV-22B等の大型機の運用を前提としておりCH-53E/K、MH-60S、AH-1W/Zの搭載を予定している。

艦名::LHA-6 アメリカ (USS America)
発注  2007年6月
起工  2009年7月
就役  2014年予定




_